2023年3月4日(土)新収蔵品展 @西宮市大谷記念美術館
何を隠そう、この大谷記念美術館で2016年に開催された『川村悦子展ーありふれた季節』が、美術展に行くのを好きになったきっかけといえる。
仕事で西宮市の行政施設を訪れて精神的にすんごく疲れていて、出入り口に貼ってあったポスターの蓮の絵にほうっとなった。そこを出てすぐにスマホで調べ、週末に見にいった。
知らない美術館の知らない人の展覧会に、未知の良い絵がいっぱいあった体験が病みつきになった。
「ルーブル美術館展なのにモナリザ来てないんですけど!?詐欺ですか!?」レベルの美術展リテラシーしかなかった私が美術展好きになったのにはそんな経緯があったのですねー。
そしてその時は図録を買うという発想がなかったので数年後に後悔が押し寄せ、
美術館の在庫ももうないみたいで
ヤフオクとかしょっちゅう検索していたんだけども
ついこないだAmazonに一冊だけ出品してあったのを無事ゲット。ええでしょ〜この蓮!
そんな川村悦子さんの新収蔵品も展示されるという今回の「新収蔵品展」。
わたしの好きな蓮シリーズはありませんでした…。
作家紹介のところに某寺院の襖絵を作製したと書いてあったので見にいきた〜いと思って帰宅してから検索してみたら
軽い気持ちで拝見しに行けないかんじの教団の所有でした🥺
そして今回の展覧会で一番心に残ったのは下村良之介さん!
なんか日本画でキュビズムなんすよ。(ネットの作家紹介には「キュビズム的」とか書いてある)
キュビズムの良さをあまりよくわかっていない私だけどこの人の絵は好きだわ!
(やったことないから適当こくけど→)ファイナルファンタジー感があって!
日本画とキュビズムって実は相性がいいのでは?どっちも遠近法とか気にしなくて良さそうだし…。勝手なこと言ってますが…
[ID:614] 軍鶏絵馬 白 : 資料情報 | 収蔵品データベース | 西宮市大谷記念美術館
↑このリンク先は大谷記念美術館のデータベース
白い鶏の顔が私でも分かるくらいキュビズムしている
ほんでこれも帰宅してから検索したら、いま京都の中信美術館で回顧展やってる!生誕100年だって!入場無料!3月17日まで!もう直ぐ終わってまう!
…ということが判明したので、今週末に行けたら行くつもり。
美術展数珠つなぎ、楽しいっす